文庫本の題名は『箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦』だが、最初にこの本が単行本で出た時は『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』
この題名なら買わなかっただろうなぁ。
題名は大事だとつくづく思う。
私は箱根駅伝というスポーツに特別な思い入れはない。だから買わなかっただろうと思う。
初の箱根駅伝実況生中継のドキュメントだからこそだ。
して、その内容は。
感動のテレビマンたちの物語である。
携帯電話も今のようなものではない時代の人々の放送にかける執念の物語!
凄まじい話である。
来年の箱根は必ず見ようと誓った。